先日版画で生きていこうかなって思ってる長女が帰省したので旦那の実家に顔見せに行ったわけですよ。
作品集持って帰ってきて、ジジババに見せますよね。
まぁ作品集見たら褒めますわ。わあ、これはプロの絵やな、すごいなぁ。
そして「プロの絵やな」言ったその口で言うわけですよ。「もう帰ってきていい人に結婚してもらって絵は趣味でやらんといけんよ」
はぁ?意味わからん。って思ったから長女はガチで言い返してましたけど、そういうのは耳が遠いフリで聞き流す義母。
「さっきまでプロの絵やなとか言ってていきなり結婚して養って貰えってどういうこと?」って長女に聞かれて「ダブスタだからばぁばの言ってることは無視していいから」って言ったんですけど。
年齢を重ねると最終的に自分の基本的な価値観に終着するんだろうなぁ。
自分が過ごしてきた時代の価値観に。
昭和10年代に産まれた年代は、女性の幸せは「結婚して養ってもらう」だったんだろうな。
もちろん「養って」もらうにしても自分も労働力として役に立つ事が前提だったとは思うけど。
あと義母は嫁いでずっと農家で頑張ってきたからこそのそういう発言なんだろうな。
そんで義姉は自身で看護師保健師助産師の免許を持ってやってるから、義姉の娘も保育士だから、それから見たら嫁の子はなんの資格もないから早く結婚して養って貰え、って発言なんだろうな。
あー分かるけどごめん余計なお世話やで。
うちの子は、てかあの人達は養われるとかそういう理にはハマらんから。
あの人らを養うならそれは私の仕事やから。ていうかそれはあの人らをそういうふうにした私の、私ら夫婦の責任やから、義父義母らは関係ないから。
だから気兼ねなく天寿を全うして頂きたい。